「ブラック企業 = 悪」という考え方は、優秀な人材を育てない

こんにちは!

(株)あいすくむりの加勢です☆

いよいよ消費税が 10% になりましたね・・・。

あいすくむりが行うサービスは、

① コンサルタント業務

② ソフトクリームやアイスの製造

③ オリジナルソフトクリームやアイスの開発

になり、各々のサービスにかかる税率を税理士さんに確認したところ・・・

① コンサルタント業務は 10 %。

② ソフトクリームやアイスの製造は 8 %。

③ 新商品の開発は 10 %。

と、こんな感じになるそうです。

実に面倒。

いっそのこと全部10%にしてくれ!!

と言いたいですね。。。

ただ・・・

今回の消費税増税。

我々あいすくむりのお客様は小さな飲食店様が多くおりますので、おそらく増税分を商品価格に転嫁できずに廃業される店舗もあるのでは・・・

と心配になります。

いや・・・その前に

「もしかしたら我々あいすくむりの方が先に廃業に追いやられる・・・!?」

とも思ってしまい、終いには

「税金でメシを食ってる連中・・・お前たちがちゃんと仕事しないから、俺らがこんな面倒なことをしなければいけない上に、結果としてお金を持っていかれるのでヤキモキしちゃうんだよ!!!!」

と、半分泣き言にも近いグチをお酒を飲みながら言いまくっている始末でございます。

で、増税の話でも気が病みそうなのですが、もっと深刻だと思うのが

「ブラック企業は悪」

という世間の風潮です。

僕は思うのです

「一概にブラック企業も間違いではないでしょ!?」

と・・・

あくまでも僕はそう思っております。

よく甲子園で優勝を狙う野球部で例えられるのですが、強いチームは基本的に夜遅くまで練習を行い、土日祝日も当然のように朝から晩まで練習をする。その理由は甲子園で優勝したいからです。

そんなチームと、

平日は16時から19時の3時間練習。土日祝日は休み! 練習量は少ないかもしれないけど甲子園では優勝したい! を豪語するホワイトチームでは、どんなに優秀な選手たちを集めても甲子園で優勝するなんて限りなく不可能だと思いますし、地区大会すらも勝ち上がることは難しいと思います。

「ブラック部活」と言って叩く方もおられますが、甲子園優勝という神々しい目標に向かって一心不乱に頑張る若者の姿を熱闘甲子園で見て、僕のような30代後半のオジサンはエモる(感動する)のですよ!!

でもわかります!

世の中には本当にクソみたいな「ブラック企業」があるって知っておりますし、実際に多くの顧客を抱えておりますので

「この会社はブラックだな・・・」

と思える組織も何社か見てきています。

従業員をモノみたいに扱って、残業代すら払わず、精神的に追い詰める会社があるって・・・。

そういった会社は声を大にして「叩くべき」と言いたいです。

でも、そんな組織は結果としてどんどん人が辞めていき、最終的には淘汰されていくものだと思うのです。

僕は言いたいのは

「より良いサービスと商品をお客様に届けたい・・・」

という素晴らしい目標に向かって頑張っている会社組織があって、仮に夜遅くまでスタッフがその目標を達成しようと残業をしたとします。

イメージするなら「下町ロケット」のような感じです☆

でも、結果としては長時間労働をさせてしまっているのです。

で、今の世間の風潮はこうです。

「長時間労働は時代錯誤だ! 長時間労働をさせた会社はブラック企業に認定だ!」

少し言い過ぎ化もしれませんが、世の中の風潮はこんな感じになっているのではないのでしょうか?

で、そこで働く若いスタッフがいたとして、その若いスタッフの友人・知人・家族は

「お前が働いている会社・・・今流行りの「ブラック企業」ってやつじゃないの?」

と言ってきたとします。

人間・・・特に若いうちは周囲の意見や風潮というものに流されやすいですから、ついついその若手スタッフも

「自分の働いている会社はブラックかもしれない・・・。」

と考えてしまう可能性があるのです。

で、今の日本の多くの労働者は成果給ではなく時間給で物事を考えるの当たり前になっています。

「〇〇時間も残業したのだから、その分の残業代が欲しい!」

若手スタッフはこんな風に思うと思いますし、実際に働く多くの労働者の方々はそう思っているんじゃないかと思います。

仮にそうゆうグチみたいな話を同僚にします。

巡り巡って上司や経営者の耳に入ります。

「あの若手スタッフは、そういう考えを持っているんだな・・・」

と、経営者が判断したら何が起こるのか・・・。

ということを考えてみてもらいたいのですが、

僕なら 「難しい仕事」 や「新しいプロジェクト」 をその若手には任せないな・・・と思います。

理由は、難しいことや新しいことに挑戦する場合は、とにもかくにも「時間」がかかるからです。

時間給でしか物事を考えられない人に対しては、難しいことや新しいことを任せるのではなく、あくまでもルーティン作業・・・

既に、毎日決まった作業をする頭を使わずに出来る仕事・・・。

仮にあいすくむりだったとしたら、ひたすら量販用のアイスを、すでにあるマニュアルに従って、ひたすらアイスを作らせる仕事のみを任せます。

で、難しいことや新しいこと・・・

例えば新商品や新サービスの考案やマニュアル作りなどの知的労働を任せてもらえないので、結果として、その若手のスタッフは成長しないのです。

で、言われたことしかできない・・・。

もう少し辛辣な表現をするのであれば給料がなかなか上がらない単純労働者が完成していく・・・。

新しいこと、難しいことから「ブラックだ!」と、さも世の中の風潮を味方につけて逃げ切った労働者の末路・・・がこんな感じになるんじゃないかと思うのです。

面倒な仕事や難しい仕事は、どんな人でも

「可能であればしたくない・・・」

と思うのが当然だと思いますが、実際にしなかったら成長はしないのです。

で、今の日本の「ブラック企業=悪」という風潮は、スタッフ側からしたら逃げの口実になりますし、結果としては優秀な人材を育てないのではないか・・・?

・・・

・・・

・・・

という問題提起をさせて頂いた次第でございます。

ビジネスはもうすでにグローバル化しております。

日本人の多くが「ブラックだ」のなんだのと言っているときに、諸外国の若者たちは、必死になって努力をしている・・・

というのを頭の中に入れておいて頂ければよろしいかと思います。

ちなみにですが・・・

あいすくむりは「ブラック」なの!?

と疑問に思われた方も多くいるのではないかと思いますが、我々あいすくむりの社員は、僕と妻の2人だけで当然2人とも役員でございます。で、お客様への商品・サービスの提供は 100% 外注になっているので、ブラックもヘッタクレも無いのです☆


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